Reference 教案の広場 日本語教師の教案 みんなの教材 教材配布室
Reference タイ国日本語教育研究会 JPF
Job Hunting 日本村 日本語教師の集い 日本語何でも掲示板
Web Materials Nihongo-dekimasu Blog(DL) Genki Erin U-Biq
Dictionaries Thai2English(T/E) E-thailanguage(J/T) Jisho(E/J) Nihongodict(E/J)

日本語レッスン教授歴
日本語オンラインレッスン教授歴

日本語教師をやってみて

やりがいはあった。給与が安く続ける人は少なかった。2年目以降は似たようなことの繰り返し。

1、慣れるまでは準備が大変

2時間の授業でも不慣れで未経験の課だと4時間ほどの準備時間が必要。慣れれば未経験の課でも2時間、何度も教えた課で多少の改良なら1時間、教案の改良なしなら印刷物のコピーなどで10分の準備時間が必要。

2、人前で行う立ち仕事は疲れる

人前に立つと無意識に気を使い疲れた。15人のクラスは著しく疲労した。10人程度でも疲れる。立ち続けているし大声で何度も発声するので事務職の2倍は疲れる。

3、外国語(英語と現地語)習得が重要

生徒とのコミュニケーションは英語か現地語。外国語を習得すれば生徒と同じ外国語学習者として手本を見せられるので信頼される。現地の文化や生活を理解し生活していくためにも英語と現地語の習得は大切。

4、教育で最も大切なことは生徒の質(決意)

覚悟を決めて相当数の時間、勉強する習慣をつけさせることがはじめの仕事。 安い授業料だとやる気のない生徒も多く少し厳しい宿題やノルマを課すと50%位が脱落した。 ルールや授業進行の厳しさは教育水準を保つために必要。

5、慣れると同じことの繰り返しで飽きる

慣れてくると楽だが同じことの繰り返しになる。自身の成長が感じられず新鮮さも失われた。はじめはやりがいを感じたが徐々に飽きた。

言語はコミュニケーションのための手段

言語はただの手段。正しくて通じない話し方より間違っていても通じる方が良い。

例えば、英語で「Do you know what time the parade is going to start?」と尋ねる。正しい英語でも発音の問題で通じないことも多い。「What time parade?」と言った方が通じる。

語学学校で「Most Japanese people are punctual.」と言ったら「punctual」を知らない生徒には通じなかった。「Most Japanese people keep on time.」と言った方が良い。

アメリカ人に食べ物の味を聞いている日本人がいた。 アメリカ人は「Rich.」と答えた。尋ねた日本人は金持ち???という表情だった。正しい英語が通じる英語とは限らない。

日本人は聞き取り能力がなく発音が下手なので言い換え表現を練習した方が良い。「I'm traveling.」はトラベルの発音が出来ず通じにくいが「I'm on a trip.」なら通じる。

タイ語は発音が難しいので類似表現をたくさん覚えた。

外国語を話す時はシンプルに話した方が良い。 inserted by FC2 system